会社員から教員へ。社会人8年目からの転職生活

某大手プリンターメーカーにてSE職・テクニカルサポート・営業職を7年経験した後、社会人経験枠で東京都教員採用試験に合格し中高の教師へと転職していった人生記 キーワード 社会人から教員に 教員採用 ブログ

2022年09月

【記事】PCR 検査と部活大会引率の代理



この仕事をしていると体調がちょっと悪くても、風邪気味でも頑張ってしまうことがある。

“普段の授業であれば”このご時世なので発熱、風邪で休めるようにはなってきた。

そして、休んでも自宅からオンラインで配信、生徒は各自のパソコンで見ることも可能という。
ようやく、企業並みのことができるようにはなった。



昔は、インフルエンザ以外、多少の発熱でも教員は無理して授業してたな。。

普段の授業であれば、上記の通りだが、事部活の大会引率になると、話は別である。

顧問引率の代理を立てるのは、相当難しい。
そもそも休日出勤の代わりをしてくれる人など普通居ない。

しかも、部員と面識のない教員が行く点、そのスポーツのルールを知らないという点に置いても代わりは厳しい。



だからこそ、自分が絶対に行かねばという使命感に駆られる。

先日、ある大会を2日後に控えていたとき、明らかに熱があり、鼻水、咳も出てしまっていた。

37.1°を超える熱はなく、味覚もしっかりしている、ポカリを飲んでどんどんトイレに行けば、ある程度熱も下がる。

この状況から、単なる風邪と思ったが、コロナ陽性で生徒と会っていたら、大問題となる。



そこで、個人としては初めて即日結果が出る無料PCRセンターに行ってみた。

学校行事とか大きな事があるときは、学校でやってくれるが、このような状況では自分でやるしかない。

今は、予約なしで行けるとこや、当日すぐ予約できるところがたくさんある。

午前中、都合つけて年休をもらい(ややこしくなるのでPCR検査に行ったとは言わず)

しかも、たまたま授業がなかった。

夕方17時にはWebで結果が見れた。無事陰性だった。

初めて利用したが、こんなにも簡単で無料でできるなら、またちょこちょこ利用しようと思う。
職業柄、陽性には、かなり敏感ですので。

【記事】中高一貫の文化祭


先日、文化祭が行われました。
たぶん、中学生にとっては公立中では味わえないぐらい楽しい文化祭になったであろう。



まず、高校ではよくある「1つの教室を使った」アトラクション部屋や劇の部屋、事前に作成したクラス映画の上映。

※自分の時代は、食べ物もやっていたがコロナ禍で流石に厳しい

(公立中学の文化祭では、合唱コン+技術家庭で作った作品の展示部屋がある程度が一般的かと)



さらに、中学には中々ない
・高校ダンス部によるパフォーマンスショー
・高校軽音部によるライブ
・クラスTシャツ着用(している高校生を見れる)

が中学生の段階から楽しめる。

そして、後夜祭のような物もあり、各クラスの出し物で優勝、準優勝も決まる。

表彰の際は、生のドラム演奏によるドラムロールや(生徒作成による)映画館のエンドロール仕立てのムービーを見たり、高校生レベルの楽しい文化祭を中学から一緒に味わえる。



中学生にとっては、本当に一貫校に来て良かったと思える行事になったのではないだろうか。


【記事】確かに忙しいけど。。そこまでは

教員のブラック面ばかりニュースでは目にする。
例えば、以下の記事にある残業時間↓↓

https://approach.yahoo.co.jp/r/QUyHCH?src=https://news.yahoo.co.jp/articles/c74ab213cdfecd02e7f87a29441b81643ec03c3c&preview=auto



確かに毎日忙しいけど、自分はほぼ毎日8:00〜17:00の勤務で帰れてます。

また年休は、年度当初30日ぐらいあったのが既に10日を切ってる。
※同業者ならこの数値がどう判断されるかはすぐわかると思います。

前任校では、このペースで年休を取得するのは不可能でした。


正直、17:00に帰れないこともあるし、行事等で土日潰れることもある。

でも年休が順調に減るということは、(少なくとも自校は)メリハリができているということである。



異動して思ったことは、小規模校の教員が一番記事にあるような影響を受けてる気がする。

人員が少ないのに、委員会の種類、分掌、部活は他校と横並び。
そりゃあ、1人あたりの教員が担当すべき仕事は増えるわな。。



教員が気持ちよく仕事をするためには、前回も書いた通り人員を増やすことだと思う。
システムや外部指導員にお金をかけるのではなく、人員にかけて欲しい。

そして、志望する人を増やすためにもメディアがネガティブな情報ばかり投稿するのを控えてほしいと思う。

そして、給特法もよく騒がれるが、世の中の若者よ。(これから就職する大学生よ)

元会社員の立場から言うが、サービス残業は企業もあるぞ! 気をつけろ。

※人事から部課長に人件費削減を言われ、上司は早く帰れと言う。→残業時間の最低目標も設定される。→仕事は山ほどある。→上司は効率化とばかり言って仕事は減らしてくれない。→結果申請できずサービス残業


もちろん給特法4%より、もっと上げてほしいのは言うまでもなく。

【記事】高校の定期考査(自校の場合)



中学と違い、高校の定期考査は4,5日間行われる。(教科、科目が多いためこうなる)

そんな中、自校では積極的に年休(1日休)を取得することができる。

監督割を作る前に、年休希望調査が来て、結構な人がこの期間に年休をとっている。



また試験日は、巡回(質問受付)も必須としていないため、自分の担当する教科の試験があっても休むことができる。
※あまり、やる人はいないが。


このシステムはかなりありがたい。

前任校(中学)では、定期考査の日に積極的に年休取得を促されていたが、言っても試験終わった後の午後休。

中学のときは自分の試験がなくても、(生徒が来るときに)担任および副担任が休むのは、良くないという風潮があった。
※ベテラン勢の圧力

また、採点日もあまり確保されていない中、午後年休取るのは、実際のところ自殺行為になる。(いつ採点する?)



一方、自校はきちんと採点期間が確保されているため年休をとりやすくなっている。
また、生徒が来るときでも交代で休めるときは休んでいる。

これも人員がいるから成せることである。

※文科省の方々、今必要なのは教員の仕事削減のためのICT化やアウトソーシングではなく、人員を増やすことです!



プロフィール
SOTA ID:1686561

現在30代後半の数学教師(2015/4~)
工学部、大手プリンターメーカーを経て
東京都公立学校の教師に転職
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